先日、群馬県高崎市にある 榛名神社 へ行ってきました。
これから 榛名神社 へ参拝する方の参考になったり、遠隔参拝になったら嬉しいです!
まず驚いたのは、 榛名神社 近くの山や土地一帯がすごいパワーを持っていることです。
車で 榛名神社 へ近づいていると、山道の途中に鳥居が出てくるのですが、そこを通り過ぎたあたりで
「あっ!!」と何かが変わったのを感じました。
空気というか、雰囲気、領域のようなものです。
到着まえから、はっきりと分かるほどとても強いパワーでした。
榛名神社の参道手前には風情ある坂道が続きます。
その道沿いに有料の駐車場が点在しています。
参道が約550mあるので、なるべく参道近くの駐車場に停めることをおすすめします。
私たちは参道近くのお土産もの屋さんの駐車場に停めました。ここは駐車料代わりに、帰りに何か買い物をすればOKでした。
いよいよ鳥居をくぐって参道を歩き始めます。
随神門・随神像もくぐります。
榛名神社の随神像は 2021年10月~修復のため随神門より搬出されましたが2023年3月 修復を終えて奉安されました。
お色がとても綺麗でした。
ちなみに随神像とは:神道において、社殿や神社社地などを守る神さまのことです。
不思議な出来事
それは直ぐに起こりました。
清流に沿って参道が続きます。
少し進むと参道脇から清流に下りることができたので、下りてみました。
今思うと、呼ばれていたのかも知れません。
川の水に触れ、空気を吸い込み、景色を、差し込む光を眺めていました。
すると。。。
急に暖かいものが、こみ上げてきて、涙が溢れました。
何も考えられず、心の中は
「ワーーーーーワーーーーーーワーーーーー」
と叫んでいます。
私の中にあった感情や、経験、持っているもの、全てが外に溢れ出る感じでした。
しばらく無のまま、そこに立ち、溢れる涙が止まりませんでした。
そして落ち着いて来て、思ったのは「ありがたい」ということでした。
前回に続いて、今回もそのありがたさに触れ、ただ、ただ、魂が震えたのではないかと思います。
ここから参道沿いには見どころがたくさんあります。
鞍掛岩
川向う崖の中腹にあるアーチ状の奇岩のことです。
その昔、榛名火山の噴出物が洞窟状になり,その後大部分が崩れアーチ状に残ったようです。
この形が鞍に似ていることから付いた名前なのでしょうか。
三重塔(神宝殿)
神仏分離前の名残でその際、仏教の要素は廃止されました。
現在は神宝殿と呼ばれ天之御中主神(あめのみななかぬしのかみ)をはじめとする五柱の天神を祀っています。
神橋(しんきょう)
橋から見える岩が立派で、何かを感じ立ち止まってしまいました。
東面堂(とうめんどう)
岩の埋め込んだ扉があります。こちらも神仏習合の名残で、岩の中に須弥檀(本尊や仏像を安置する一段高く設けられた場所)があり、その上に千手観音像が安置されていたそうです。
瓶子の滝(みすずのたき)
瓶子(へいし)とは、壷の一種で、首と下部がすぼまった比較的小型の器のことです。用途は主に酒を入れるために用いられます。それを模しているのでしょうか。
また、冬の厳しさが増してくると滝全体が凍る氷瀑が見られるそうです!
※このあたりから石段が始まるので足元に気を付けながらご覧ください。
矢立杉(やたてすぎ)
矢立とは武将たちが戦勝、領内安全等を祈願するために境内の木に矢を射立てる儀式のことで、榛名神社の矢立スギには武田信玄が箕輪城攻略を祈願して参拝矢を立てたという言い伝えがあります。
神幸殿(みゆきでん)
毎年春の大祭(5月8日~15日)の際には、榛名神社の御神体が本殿から神輿に移され神幸殿にお渡りされます。
期間中はこちらでも御祭神の参拝が出来ます。
双龍門
石段の途中に、ある四脚門で彫刻や彩色画などに龍が多く取り入れられています。
装飾が見事で見ごたえがあります。
神楽殿
ここでは250年以上前から伝えられている、神代舞である太々御神楽36座を奏上します。
本殿に向かう中、ここでも呼び止められているような、そんな感じを受け、しばらく目が離せませんでした。
それではいよいよ本殿なので、その前に榛名神社の紹介をしたい思います。
上野国六宮 榛名神社
ご祭神
火産霊神(ほむすびのかみ):火の神、鎮火開運
埴山姫神(はにやまひめのかみ):土の神、五穀豊穣
御神体
本殿が本社・幣殿・拝殿と連なっており、その本社が後ろにある御姿岩に接していて、洞窟の中、岩奥に御神体がお祀りされています。
神代舞
太々御神楽、男舞22座、巫女舞14座の36座の演目があり、摺り足を基本とし、無言で舞われる独特の神楽です。
国の無形文化財に指定されています。
本殿:本社・幣殿・拝殿
残念ながら令和7年12月まで保存修理工事となっており、本殿・国祖社ともに工事ネットに覆われていました。
ネット越しに国祖社から参拝しましたが、工事が終わったら、絶対に再参拝せねばと思っています!
国祖社・額殿
榛名神社の本社・幣殿・拝殿に向かって左側にあります。
国祖社は神仏分離以前には本地堂と呼ばれ本地仏の勝軍地蔵が祀られていました。
額殿は神楽拝見所として建てられました。
御姿岩
この御姿岩の中にご神体がお祭りされているのですが、工事のため全貌は見ることが出来ませんでした。
でもこの辺り一帯の岩がつながっていて、十分に御神氣をいただくことができます。
番所跡
そして最後に番所跡に向かいました。
ここをくぐると、榛名火山の噴出物でできた九折岩(つづらいわ)と榛名川上流砂防堰堤が現れます。
ここにあった看板に「天神峠からは榛名湖の美しい姿を見ることができます。」とありました。
そ、それは、気になる!行ってみたい!!と思ったのですが、この日は時間切れのため、また次回のお楽しみとなりました♪
その他
その他にも書ききれないくらい見どころたくさんの 榛名神社 でした。
所々に祠がたくさんあったり、熊注意なる看板もあったり、雨乞いの絵が描かれた石があったり。
いたるところが御神氣にあふれたパワースポットでした!!
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