私は現在小学3年生になる三つ子と3才差のお兄ちゃんの子ども4人を子育て中です。
4人それぞれ特性があり、パニックや不安、繊細で敏感、などで集団行動を苦手としています。
▶ 療育、病院、薬以外に出来ることはないの?
▶ 自宅で自分(親)が出来ることは?
▶ 何でもいいから試してみたい
これまで上記のように、藁にも縋る思いで何かないのか探してきました。
そしてたどり着いたのが【頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)】です。
ただこれは研修を受けたプロの施術になりますので、今回ご紹介するのは、私なりに考えた自分(親)でできる頭蓋仙骨調整になります。
情報が点在していて、自分でできるやり方がまとまっていたら助かるなと思ったので書くことにしました。
何か出来ることはないのか探している方の参考になったら嬉しいです。
***もくじ***
【自分でできる】薬以外の頭蓋仙骨調整 HSC・発達障害・パニック不安などに
HSC・発達障害・パニック、不安などについて調べていくうちに得た情報を順に解説していきます。
簡単にまとめると、神経伝達がうまくいかず様々な症状が現れる。
頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)はこの神経系を整えます。
HSC・発達障害・パニック・不安とは
発達グレーゾーンだったり、HSC・発達障害、パニック不安、などで悩んでいる人は多いと思います。
でも、具体的に説明できるかというと、私はできませんでした。
その特性や症状に悩まされ、原因をあやふやにしか理解していませんでした。
調べていくうちにいずれも神経伝達回路や神経伝達物質に問題があることが分かりました。
神経細胞や神経伝達物質の働きは,私たちの気持ちや感情,行動を制御するための重要な役割を果たしています。
とはいえ、なぜそうなるのかとういう原因はいずれも解明されていません。
頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)とは
頭蓋仙骨療法(とうがいせんこつりょうほう:クレニオセイクラル・セラピー)とは、米国のアプレジャー医学博士により発見、開発され海外の医療現場では広く用いられている療法です。
クラニオ(cranio)は頭蓋骨、セイクラル(sacral)は仙骨のことで、頭蓋骨から仙骨を循環している脳脊髄液の流れを手技で調整する療法になります。
頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)の効果
下記が手技により頭蓋骨から仙骨を循環している脳脊髄液の流れを調整して得られる効果になります。
身体の痛みからメンタルまで多岐にわたります。
*頭蓋骨が膨らんだり縮んだりするサイクルを整える
*脳への血液供給を改善、神経伝達や血管の機能を最適にする
*中枢、末梢神経症状の改善
*自律神経、ホルモンバランスを整える
*自己免疫力の向上
頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)に適さない方
下記の方は頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)に適していないため、医師の指示にしたがってください。
*頭蓋骨損傷
*頭蓋内出血
*動脈瘤・奇形
*延髄ヘルニア
*妊婦
*急性全身感染症
頭蓋仙骨調整やり方
神経系に効果が高い頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)は整体や整骨院で本格的な施術を受けることができます。
でも、
自宅ケアができたら自分のペースでいつでも子どもにしてあげることができます。
費用と時間もかかりません。
そこで自分でできるケアをまとめましたので、その方法をご紹介します。
グイグイと力を入れるのではなく、優しく5g程度の圧で行います。
出来る範囲でお試しいただければと思います。
静止点誘導
手を図のようにして親指マーカー部を後頭部マーカー部に当てる、そのまま15分待つ
力は加えず頭の重さを利用する
後頭下リリース
手を図①~⑤のようにして後頭下筋に当てる、力は加えず頭の重さを利用する
それぞれそのまま1~2分待つ
①後頭部をやさしく包み込むように
②手の甲を地面に押し付けるようにして、手のひらと指が直角になるように
③後頭下を上下に広げるイメージ
④後頭下を左右に広げるイメージ
⑤後頭骨を頭頂へ引き上げるイメージ
頭頂骨リフト
頭頂骨のマーカー部を優しく引き上げる、そのまま2分待つ
側頭骨プル
耳全体を持ち優しく後ろへ引っ張る、2分待つ
その後気持ちのいい方向へ引っ張ってもOK
蝶形骨
こめかみの辺り少しくぼんでいるところに軽く指を当て頭頂に向かってやさしく引く、2分待つ
その後気持ちのいい方向へ引っ張ってもOK
仙骨と後頭骨
①手を仙骨と後頭部にそれぞれ優しく置く
②後頭部を優しいタッチで矢印のように順に上、下、左、右、上捻転、下捻転させ、仙骨に置いた手で流れを感じる
仙骨においた手のひらに集中していると、不思議なことに脊髄液の流れを感じる事が出来ます。
③仙骨の流れが一番良くなった箇所で、後頭部の手を固定し、後頭部を優しく揺する
揺すり終わったらそのまま20秒待つ
④流れが良くなるまで必要に応じて繰り返す
まとめ
以上、【自分でできる】薬以外の頭蓋仙骨調整についてご紹介しました。
何らかの原因で神経伝達がうまくいかず様々な症状、HSC、発達障害、パニック、不安、起立性調節障害、うつなどが現れます。
頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)はこの神経系を整えます。
海外の医療現場では広く用いられている療法で多数の実績があります。
▶ 療育、病院、薬以外に出来る
▶ 自宅で自分(親)が出来る
▶ 何でもいいから試してみたい
このような思いから私なりに考えた自分(親)でできる頭蓋仙骨調整になります。
何か出来ることはないのか探している方の参考になったら嬉しいです。